今日はボクが司法試験に通ってから10年目の日。
10年前の今日、ボクは7回の受験を経て、
ようやく弁護士への道を開くことができました。
苦しい受験時代でしたが、当時のささやかな楽しみは、
図書館に置いてある新聞を読むことでした。
朝から夜遅くまで大学の図書館にこもった、砂を噛むような日々。
そんななか、休憩時間に図書館に置いてあった複数の全国紙に毎日
目を通しながら、世の中のことを考え、
弁護士になったらどう生きるのか、そんなことをマジメに考えながら、
それをモチベーションに変えて受験勉強に没頭してきました。
合格から10年経った今、受験時代のこころざしの延長線上を
生きていることに、幸せを感じます。
しかしそれは、多くの方々の支えがあってのこと。
受験を支えてくれた両親や妻。
受験時代に、常識にとらわれない生き方を教えてくれたバイト先
(居酒屋)のマスターやママ。
受験勉強をともにした仲間。
司法修習生時代、社会問題についてともに向き合った仲間。
弁護士人生の基礎づくりを支えてくれた静岡合同法律事務所の皆さん。
そして、今を支えてくれている多くの方々。
私に影響を与えてくれた方々、私を支えてくれている全ての方々への
感謝を忘れずに、そして次の10年を見据えつつ、明日からも頑張っていこうと思います。
弁護士 西ヶ谷 知成