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イチローの名言に思うこと。

開幕戦の先発メンバーから漏れたことについてヤンキースのイチローが言った言葉に唸らされました。

「(試合に備えて)毎日やることは変わらない。それを重ねていくこと。それをしない僕は、僕ではない。」

不遇な状況にもかかわらず自分を失わずに前を見て進むイチローの姿に感動させられます。

さて、イチローの発言を聞いて、自分にとって「それをしない僕は、僕ではない。」と言えること(そう言いたいこと)は何だろう、と考えました。

・無料相談であっても有料の場合と同じように、できる限り丁寧に対応すること。

・受任した事案に全力を尽くすこと。

・自分を法律家へと導いてくれた平和憲法を守るため、護憲の活動に尽力すること。

「これらをしないボクは、ボクではない。」そう言い切れるような自分であるよう日々精進したい。イチローの発言を聞いて改めてそう思いました。

さて、昨日,安倍政権はこれまでの武器輸出原則禁止の原則を変え,武器輸出の解禁を閣議決定しました。

軍事産業の利益のために、「戦争に荷担しない」という崇高な理想をいとも簡単に放棄してしまう安倍政権に対して、強い憤りを感じています。

安倍政権は、「国益」という言葉をよく使いますが、この安倍政権の「国益」=「企業の利益」、「自分の仲間内の利益」であることがほとんど。

武器輸出の解禁が、「平和国家日本」のブランドを大いに損ねることになるこのことの方が,国益を損なうという意味では大きいことだと思うのですが。

「死の商人」に成り下がる日本。暴走する安倍政権に対して悶々とする日々が続いています。

弁護士 西ヶ谷 知成