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「空はつながっている」

昨日の沖縄「慰霊の日」追悼式で朗読された「空はつながっている」という小学生の詩が感動的だったので,紹介します(一部抜粋)。

「遠くの空の下では 今でもせんそうをしている国があるんだって
ばくだんが次つぎとおとされ なきさけびにげまわる人たち
学校にも行けない 友だちにも会えない 家族もばらばら
はい色のかなしい空
空はつながっているのに どうしてかな
どこまでが平和で どこからがせんそうなんだろう
どうしたら せんそうのない どこまでも続く青い空になれるのかな」

「まだ子どものぼく いのることしか出来ない
どうか せかい中の子どもたちみんなが 学校にいけますように
友だちとあそべますように
にこにこわらって 家族とごはんが食べれますように
夜になったら すてきなゆめが見れますように
しあわせでありますように いつか友だちになれますように」

「きっと 世界は手をつなぎ合える 青い空の下で話し合える
えがおとえがおでわかり合える 思いやりの心でつうじ合える
分け合う心でいたわり合える 平和をねがう心で地球はうるおえる」

安倍政権のもと,国民不在で進められている集団的自衛権行使容認。

この集団的自衛権行使は,近隣アジア諸国に対する不信や敵視が前提。
ひとたび集団的自衛権が発動され,近隣諸国と戦争になれば,
罪のない他国民の命を奪うことにつながります。

今の日本は,このすてきな詩とは真逆の方向に進んでいこうとしています。

弁護士 西ヶ谷 知成