今日の朝日新聞のスクープ記事には驚かされました。
「関西電力、歴代首相に年2000万円の献金」
証言したのは、元関西電力副社長。
証言の信用性は極めて高いものです。
献金目的は原発政策の推進などで、献金の原資は全て電気料金だったとのことです。
それも、1972年から18年間にわたり行われていたとのこと。
電力会社からの献金がここまで巨額であり、これほど長く続けられてきたことが明るみに出ました。
さらに、今日の報道ステーションでは、大平元首相の側近が、東京電力や中部電力からも巨額な献金が大平氏の元に届けられたことを、証言しました。
電力会社と首相との激しい癒着にも驚かせられますが、感動させられるのは告発者。
裏切り者との誹りを受けることは必至であるのに、あえて発言する勇気に感動させられます。
自分も、この人たちのように勇気を持って生きたいし、勇気ある人たちをサポートできる人間になりたいと、常に思っています。
弁護士 西ヶ谷 知成