山本太郎参議院議員が秋の園遊会で天皇に手紙を
渡したことが問題になっている。
天皇の政治利用だ,などと批判されているが,
天皇の政治利用なんてしょっちゅうやられていること。
マスコミも天皇の政治利用だと批判するなら,
日頃からもっと天皇や皇室の政治利用について目を光らせるべきだ。
この前のオリンピック招致のときに皇室の誰かがスピーチしてたけど,
皇室の政治利用という視点からすれば,あっちの方がよっぽど大きな問題。
あそこまで露骨に政治利用することがどうして許されるのか,
誰か教えて欲しい。
そんな程度の低い批判よりも,山本太郎が被災地の子供の被曝について
必死になっていることにこそ,光を当てるべきだ。
既成政党に属さずに活動している彼。
野党が連携して脱原発を唱えるような動きも見えない中で,
脱原発を目指して必死にあがいている。
きっと,自分に今何が出来るのかを自問自答した結果が,
あの姿なのだと思う。
信念を持った人間の生きざまを見ることができ,正直、
ボクは感動している。
山本太郎の生きざまに学ぶべきものは多いのではないだろうか。
弁護士 西ヶ谷 知成