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「だれの子どもも殺させない。」

弁護士の西ヶ谷です。

突然ですが、日本の経済が武器輸出に支えられることになったら、あなたは平気でいられますか?

武器輸出に経済が支えられるということは、つまり、他国で戦争が起こるほど武器や弾薬が売れて日本の景気が良くなる、ということ。
一方で、紛争で真っ先に被害に遭うのは子どもたちであるということも、また真実。
つまり、武器輸出で景気を良くするということは、戦争で奪われる子どもたちの命と引き替えに景気が良くなる、ということ。
こんなこと、普通に考えれば、到底、許されるはずありませんよね。

「せんそうのどうぐ つくるのやめよう」
「だれの子どもも ころさせない。」

今日の新聞では、このように書かれた横断幕を掲げたママ達が、軍需産業の拡大を図ろうとしている経団連に対して要請書を提出しようとしたけれど、経団連は受け取りを拒否した、ということが取り上げられていました。

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武器輸出に前のめりな経団連と安倍政権。
黙っているわけにはいかない、というママ達の思いに、強く共感します。

武器がなければ戦争は起こりません。
武器がなく戦争がない世界となるよう、日本は平和憲法の理想を高く掲げて世界をリードしていくべき、と私は考えます。